海外経歴
スペイン
ーなぜ海外に挑戦したんですか?
スペインでの育成環境、方法論や実際に働いている話を聞き、将来指導者として働きたい、海外に日本人選手、サッカーに関わる人が学べる環境を作りたいというビジョンをより明確にさせたかったからです。
日本の育成環境をもっとよくしたいという思いがあり、トップの手法を知ることが必要だと思いました。スペインの育成には定評があり、また私自身スペインで働きたいという気持ちがあり、実際に現地で情報を得られるこの研修に参加させていただきました。
ー海外でどんなことをされたんですか?
リーガ本部でのスペインリーグとして今後の戦略、クラブの育成メソッドや育成の考え方、組織の体制、環境の違い、クラブのビジネス戦略などについて講義、質問などを通して学ぶ機会をいただきました。また実際にカンテラのチームの練習を見学させていただきました。
ー海外に行って1番感じたことは?
やはり環境が良く、練習などの方法論が整理されていると感じました。組織方針、練習や目的など整理されていて、何をやるべきかがはっきりしていると思いました。またトップチームと常に下部チームが連携していて育成においてトップを意識させることはどこのチームでも重要視していて、国レベルで常識的なことなのだと思いました。
やはりサッカーにおいての環境は素晴らしく学ぶことが多いと思いました。
ー海外経験で良かったことはなんですか?
現地で働く人の情報を得られたこと、働く雰囲気を体験できたことが一番良かったです。スペインでも経歴や実績があればチャンスがありそのためにこの先何を身につけなければいけないのかなどが来る前よりイメージができるようになりました。。
ーこれから海外経験を考えている人たちに向けて、アドバイスを教えて下さい。
実際に海外に出ることでしか得られない経験ができると思います。本や話から得られるものも重要ですが、やはり実際に現地の環境に足を運んで得られる情報や、感じる雰囲気などは価値のあるものだと思います。海外だと自分から情報などを取りに行く主体性が求められるので、もし行く機会があるのであれば、なぜ行くのかという目的意識をもち、しっかり準備したうえで行くことでより良いものが得られると思います。
・プロフィール
吉川皓貴
小学校から高校までサッカーを続ける。中学時にバルセロナとメッシのプレーに衝撃を受け、夢を抱き、サッカーに関わる仕事に就きたいと考えるようになる。
自身の経験からサッカーで夢や目標を、そして選手に正しい努力をさせたいという気持ちから指導者を志し、また指導環境の向上を目指す。
現在指導者として勉強中。