海外経歴
アメリカ
カナダ
ーなぜ海外に挑戦したんですか?
国内で活躍するトップアスリートは、海外へ進出し、さらに活躍することが大半を占めます。
そんなアスリートをサポートするには、自分自身も海外を知る必要がある、『情報』が必要であり、生で体験したいという想いがあったからです。
ー海外でどんなことをされたんですか?
私は、ラスベガスでシルク・ドゥ・ソレイユの『O』と『ZARKANA』というショーのパフォーマーやドクター、トレーナー、フィジオと関わることができました。
今まで関わってきたスポーツとは少し異なり、ショーという新たな
親近感がありました。また、徹底的にフィジカルテストを定期的に実施しており、特別なことではなく、基礎的なテストであったのが意外でした。
ー海外に行って1番感じたことは?
私の海外経験では、シルク・ドゥ・ソレイユやスキーの世界大会の帯同ですので、世界中から人が集まり、コミュニケーションの難しさを痛感しました。
英語が伝わらないこともあるので…そんな中で重要なのがノンバーバルコミュニケーションでした。シルク・ドゥ・ソレイユであれば、世界中のトップパフォーマーが集まり、文化の違いもある中で、仲間として一つの最高のショーを完成させなければいけません。我々トレーナーとして、どのようにパフォーマーと関わるべきか考えさせられました。
ー海外経験で良かったことはなんですか?
それ(上記の内容)を知れたことですね。
ーこれから海外経験を考えている人たちに向けて、アドバイスを教えて下さい。
一言で言うと『1歩踏み出す勇気』ですね。
日本人はどうしても控えめなので、海外では自分をさらけ出すくらいの勢いが必要です。
さらに、一つの質問が運命を変えると言っても過言ではありません。
1つの質問で予想外の情報も手に入れられるので!
だから、私は聞きたいことや質問する内容を英語でできるように翻訳したものをメモっていきましたね。
あとは、外人受けするお土産ですかね!?
そのお土産をネタに交流できれば最高です!
・プロフィール
吉田慎司
関西医療大学を卒業後、鍼灸師として病院へ勤務。
3年後、退職しフリーランスとして活動。
私は運動や治療を通じて人々が、なりたい自分、目指したい自分の身体を手に入れられるよう自然治癒能力を最大限発揮し、健康でより良い日常生活を過ごせるよう導くことができる存在を目指している。
主にウィンタースポーツを中心にアスリートのサポートをおこない、最近では、平昌五輪に向けて選手のサポート支援をしています。
スポーツトレーナー歴
ボクシングジム フィジカルトレーナー(2011~2014年)
カナダ短期留学 カナダスノーボードインストラクター取得(2013年)
国内でシーズン中は、雪山でレッスンをすることもあります。
アメリカ シルク・ドゥ・ソレイユへトレーナー活動(2016年)
『O』『ZARKANA』出演のパフォーマーとのセッションを経験
カナダ ジュニアスキー世界大会
ヘッドトレーナーとして帯同(2016~17年)
現在は、JACAP(Junior Athletes Conditioning Academy for peak Performance)という新規事業を立ち上げ、ジュニアアスリートの育成を実施している。国内だけでなく10代で海外へ進出し、世界のアスリートとコミュニケーションをとり世界を知り自己管理ができるジュニアアスリートの育成をおこなっている。