海外経歴
スペイン
ーなぜ海外に挑戦したんですか?
将来、海外の女子サッカーチームにトレーナーとしてつきたいと思っています。そのためには何が必要かは、日本で活動していくだけではわからないと思ったからです。また、傷害予防やケアなど日本との違いを学ぶためです。
ー海外でどんなことをされたんですか?
育成世代のカテゴリーが細かく分けられており、その年代にあったトレーニングが行われているということです。それにより、傷害発生のリスクを抑えることができます。また、語学の難しさを学びました。専門用語も覚えて使えるようにならなけれなりません。そして、それを選手や監督・コーチにしっかりと伝えることもトレーナーの役割です。どれだけ専門用語を理解しわかりやすく伝えるかが重要だと感じました。
ー海外に行って1番感じたことは?
サッカーが文化になっているということです。日本ではまだ少ないサッカー専用のスタジアムがあったり、小学生にもなっていないくらいの子供たちもボールを蹴っていました。1番印象的だったことは、スペインのサッカー協会に選手登録していると、私立の病院でも診察代がかからないということです。サッカーが国から認められているということを感じました。
ー海外経験で良かったことはなんですか?
自分の持っているものがどれだけ通用するのかわかったことです。ケアに関しては、選手に直接触れることができ、よかったと言っていただき、自身になりました。また、目的としていた足りないものだけでなく、これから伸ばしていくべきことも明らかにすることができました。
ーこれから海外経験を考えている人たちに向けて、アドバイスを教えて下さい。
今回の反省点でもありますが、事前に何をするかだけでなく質問も考えていくべきだと思います。色々な人に質問する機会があることもあります。知りたいことにつながる質問を数多く用意することで、目的への様々なアプローチ方法を知ることができると思います。
・プロフィール
梅北茉奈
帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科健康スポーツコース2年
帝京大学体育局サッカー学生トレーナー(1年次2月〜)