海外経歴
スペイン
ーなぜ海外に挑戦したんですか?
日本と海外のチーム、選手はどういうところで差があるのか。また、海外のチームではどのような方法で選手のサポート体制を取っているのか知りたかったからです。
ー海外でどんなことをされたんですか?
日本との気候の差、食事の量や質の違い。つまり選手の置かれている環境自体が違うことが良く分かった。
選手に対してケアを行うことができたが筋肉の硬さや付き方が日本人と比べて違うと思うところが触ることによって知れた。
ー海外に行って1番感じたことは?
海外でも日本人が活躍できる場はあると感じた。治療のところで骨折などの整復や固定の部分でスペインは治し方が大雑把で変形してしまっている選手も見受けられた。そこに日本人の丁寧さがあれば活躍出来る場所はあると1番感じた。
日本にはない街並みや独特な匂い、雰囲気を感じることができた。また、日本では当たり前のように飲める水道水が飲まれないで水を買うという事に違和感があった。しかし、約1週間滞在するというそれにも慣れるという人間の対応力というのも知れた。
ーこれから海外経験を考えている人たちに向けて、アドバイスを教えて下さい。
実際に海外に行って何をするかを明確にしておく必要があると思う。明確にしないとただ行くだけになってしまい得られるものが限られてしまう。それでは勿体無いので事前に海外に行った時にどういうことをしたいのか、するのかというのを明確にするといいと思う。
田中耕太郎
帝京平成大学柔道整復学科所属
小学生から高校までサッカーを続けていた。しかし、高校のときに怪我が多く苦しんだ事により同じような”怪我で苦しむ選手を減らしたい”ということからスポーツトレーナーを志す。今は高校のサッカー部などをサポートしている。