ーなぜ海外に挑戦したんですか?
私は将来、アスレティックトレーナーとしてアスリートを支え、主にサッカーに携わっていきたいと考えている。日本のスポーツ界、サッカー界はドイツを参考に作られていることが多く、ドイツではどのような考え方で選手をサポート・育成をしているのか、またその環境はどのようになっているのかなどの情報を日本に入ってくるより先に直接学ぶことができると思ったから。
ー海外でどんなことをされたんですか?
オリンピック強化センターやサッカーブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンの育成施設、6部所属チームなどの視察をし、ドイツのスポーツ環境を学んだことや、バイエルンの世界的なプロジェクトのお話などビジネス面のことも学ぶことができた。
ー海外に行って1番感じたことは?
そこでしか知ることが出来ないことが多くあると言うことです。日本にも海外の情報は多く入ってくる時代ですが、本当は違っていたり、本質は現地でしか知ることができないと感じた。
また、何よりも育成を重視していると感じました。育成にかけるお金が日本とは比にならないくらいかけており、本気でスポーツを強くするとはこのことなんだなと感じた。
ー海外経験で良かったことはなんですか?
世界のトップに触れ、今の自分には何ができて、何が足りないのを肌で感じることができた。また、文化(歴史、食事、生活)の違いを感じることができ、そこも楽しむことができた。
ーこれから海外経験を考えている人たちに向けて、アドバイスを教えて下さい。
海外へ行きたいなら、早めに行ったほうが良く、そして準備を怠らないこと。準備をすればその分学ぶことができ、それ以上の価値を感じることができる。海外へいく目的や、そこで何がしたいのか、聞きたいことなどをリストアップしていくことで、有意義な研修になると思う。
・プロフィール
平良陸
帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科4年
大学では主にアスレティックトレーニングを専攻。
関わるアスリートの競技人生を最高のものにするために、現場で活躍できるトレーナーを目指し勉強中。
活動歴として、サッカーu14国際大会トレーナー帯同、大学準硬式野球チームトレーナーなどをしてきました。