海外経歴
シルク・ド・ソレイユ、ドジャース研修参加
ーなぜ海外に挑戦したんですか?
日本のトレーナー界の国際化が進んでいる中でどんどん海外のメソッドが日本に入ってきています。しかし、アメリカと日本にはまだ差があるので、直接アメリカに行くことでそこのギャップを肌で感じることができると考えたからです。

ー海外でどんなことをされたんですか?
メインとしてはシルク・ド・ソレイユ研修と、ドジャース研修です。
シルク・ド・ソレイユでは初めてショーを観れただけでなく、控え室やトレーニングルーム、トレーナールームの見学もさせていただきました。ドジャース研修では日本人トレーナーの方の講義や、スタジアム内の見学。そして最後にはメジャーリーグの試合を生で見ることができました。メインとしてはこの2つになりますが、他にもトレーニングジムの見学やトレーニング体験、病院の見学、大学のトレーナールームの見学などをさせて頂きました。
ー海外に行って1番感じたことは?
規模の大きさです。
大学の野球1つにとっても日本とはレベルの差が大きく、それは力の差などではなくスポーツとしての規模の大きさでした。マイクロジム1つにとっても日本との違いが明白でした。
ー海外経験で良かったことはなんですか?
まず、行かなければわからないことが多くあるので挑戦することを強くお勧めします。
行って何をしたらいいかわからない、こういう場合でもチャンスがあれば行くべきだと思います。行ってみて感じることが多いし、行くことで今後の考え方は間違いなく変わってくると思うので行ってみることで1つのきっかけを作るのも僕はありだと思います。
ーこれから海外経験を考えている人たちに向けて、アドバイスを教えて下さい。
海外に行くにあたって必要なことは大きく分けて3つあると考えています。1つは準備です。準備というのは、海外に行くにのにあたってやりたいことの明確化、研修での質問をまとめるなど、目的をより明確にすることが大切だと考えています。2つ目に、積極的に行動するということです。海外研修では、誰かが何かをしてくれるということは少ないので、自分から動かないと何も起こらないので、迷うくらいなら、行動に移した方が良いと思います。最後に、固定概念を持たないということです。海外研修は目的としている知識などの他に、その国の環境、考え方なども学ぶことが出来ます。自分の考えに偏りがあると、様々な物事の良し悪しの良い所が見えなくなると思います。なので、何事も吸収できるように考えに偏りを持たないようにしてた方が良いと思います。
水口 凱 (ミズグチ カイ)
大阪リゾート&スポーツアスレティックトレーナー科 三年
アメリカ シルク・ド・ソレイユ、ドジャース研修参加。