ーなぜ海外に挑戦したんですか?
海外のスポーツ市場の大きさ、そして日本との相違を肌で感じたかったからです。また、海外のトレーナーやスポーツ関係者がどのような考えを持って仕事に臨んでいるのかを知りたかったからです。
ー海外でどんなことをされたんですか?
ラスベガスではUNLVで男子バスケットボールチームを3日間見学させていただき、その他にもクリニックやトレーニング施設を見学しました。ロサンゼルスでも2つのスポーツ施設を見学し、合計で5箇所の施設を案内していただきましたがそれぞれ強みにしている部分は異なりました。
ー海外に行って1番感じたことは?
1番やはり日本とのスポーツ市場規模の大きさです。注ぎ込まれているお金の量が違うなと思いました。ここは個人ではどうしようもないと思いますがもうひとつ、トレーナー同士が協力しあっている部分がアメリカにはありました。ここは日本が見習うべき点であり、改善していくべき部分だと思います。
ー海外経験で良かったことはなんですか?
自分の理想とする施設に出会えた事です。アメリカに行って実際に自分の目で見て、私自身がどのような事をやりたいのかが具体的に、明確になりました。
ーこれから海外経験を考えている人たちに向けて、アドバイスを教えて下さい。
海外に行くというのはどうしてもお金がかかります。不安要素も沢山あると思います。しかし、目的を持って日本を発てばそれ以上に得られる物があります。時間、お金を作り是非1度でいいので海外へ出てみてください。
・プロフィール
小出 慎史
慶應義塾大学経済学部2年
スポーツ歴:野球7年、器械体操4年
故障者の多い体操競技を経験してトレーナーを目指しました。卒業後はアスリートのパフォーマンスアップをサポートできるトレーナーを目指しています。
最後はサポート側のスペシャリストが集まる環境でスポーツやトレーニングを通してワクワクする日本を創造したいです。