〈なぜ海外に挑戦したのか?〉
セルフジャッジの紳士的なスポーツを初めて見た時、アルティメットの楽しさなど惹かれる部分が多くありました。
アルティメットチーム HUCKを帯同して日本一になった時、次は世界一を一緒に目指したい!と思い少しでも力になりたかったからです。
〈海外でどんなことをしたのか?〉
主に日本で帯同していた時と同じで、アップからクールダウン、ケアや水分管理等を海外でも行いました。
ホテルに帰ってからは選手に鍼治療を中心に行いケアなどを行っていました。
〈海外に行って1番感じたことは?〉
日本選手と海外選手の体格の違いはすごく実感しました。しかし、身長や力の強さは劣っていても日本選手の考えるプレーは海外選手が試合を見に来る程の世界に通用するチームだと感じました。
〈海外経験でよかったことは?〉
2週間も長く選手と一緒にいることは今までなく、しんどい部分、海外ならではの食事や衛生面の違いにいろいろ悩みましたが、ずっと選手と一緒にいたからこそ日本では知らなかった事を知れたり、日本の恵まれた環境を実感することが出来たことです。
〈これから海外挑戦する人へアドバイス〉
世界大会に帯同が決まったのも私自身、知識や技術がすごかったからではありません。日本での試合で毎回帯同するなどして、少しずつ選手からの信頼を獲てできたものです。私はチーム帯同という形で海外に行きましたが、長い期間帯同する中で選手から信頼してもらわないとトレーナーとして居る意味がないなと実感しました。その為にも人間性をほんとに大事にしてほしいと思いました。
〈プロフィール〉
河村 智香(カワムラ トモカ)
鍼灸師
2018年7月 アルティメット世界大会 帯同