海外経歴
スペイン
ーなぜ海外に挑戦したんですか?
日本のスポーツ選手が次々と海外進出している中、選手を支えるスポーツトレーナーが海外を経験していないと、いざ自分の見ている選手が海外挑戦できるとなったときにトレーナーとしてなにもできなくなってしまうから。また、何故日本サッカーが世界レベルにはまだなれていないのかという点に疑問がありそれを世界トップクラスのスペインに行くことで見えてくる気がしたから。
ー海外でどんなことをされたんですか?
文化の違いが大きく見えてきた。治療1つでも日本とスペインではアプローチの仕方に違いがあり、新たな概念が生まれた。またトレーナーについてだけでなく実際にリーガ1部のチームのビジネスの方とお話した時に、価値と価値の交換。という点において深く学ぶことができた。
ー海外に行って1番感じたことは?
行かないとわからないことが多い。
百聞は一見にしかずとよく聞くが、まさにこのことだと感じた。行って見なければわからないもの。口では説明しても伝えきれない現地の空気感を知れたこと。
ー海外経験で良かったことはなんですか?
すべてです。
今回はトレーナー研修として行かせて頂きましたが、食文化から選手の身体つき、気候、概念。などの違いを目で見て、触れて感じることができたこと。
ーこれから海外経験を考えている人たちに向けて、アドバイスを教えて下さい。
準備を怠らないこと。
何をするにあたっても準備が大事。必ず質問することや現地のイメージをリストアップするなどしてから海外へ行くこと。
また、帰ってきてから何をするのか。何故海外へ行くのかを明確にすることによってより有意義な時間を過ごすことができる。
・プロフィール
笛田 翼
帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科 2学年
5歳から13年間の野球経験を通し、怪我が多かった経験から将来はスポーツトレーナーとして怪我を治す立場になることを志す。大学入学後、様々なイベントや現場での活動を重ねるごとに<心と身体の充実>が人生の充実に繋がると考え、現在は心身の充実がスポーツによって実現する世界を創出をテーマに活動中。