2017年7月11日(火)に明治大学で開催されたオリパラシンポジウムRoad to 東京オリンピックへ、JSH理事の田中がJOCの方と一緒に「オリンピックの組織と文化」ついて講演をしてきました。
はじめに、オリンピック教育のエキスパートでもある明治大学後藤教授から「オリンピックを知ろう」について導入がありました。
・古代オリンピック
・近代オリンピック
・エケケイリア(休戦オリンピック)
・文化オリンピアード
オリンピックは誰がなぜいつ始めたのか?
文化オリンピーアドとは何か?
明治大学のオリンピックパラリンピックについて興味関心がある学生さんも頷きながら聞き入っていました。
JOC総務部の矢島さんからは「ボランティアの基礎知識としてJOCの活動内容」について。
・東京オリンピックにおいてのJOCの役割
・オリンピックパラリンピックに関わる組織の違いについて(IOC、JOC、組織委員会)
・2020年に向けての活動
矢島さんは大学で部活動のマネージャー経験からアスリートを支える1 人になるためJOC(Japan Olympic Committee)の道を進んだそうです。アスリートの周辺に関わる1つ1つの組織や団体の役割について知ることができました。
JSH理事の田中からは「オリンピックと文化について」。
2016年リオオリンピックで人力車をもって日本文化を発信してきた経験から、
・日本の文化発信の手応え
・リオオリンピックの振返りと現実
・2020年東京オリンピック時に10代20代の若者にできること
について話させていただきました。
最後に、質疑応答の時間があり明治学生から多くの質問が出てきました。
「2018年冬季平昌オリンピックのボランティアに申し込んだのですが、平昌で自分にできることをしたいと思い日本文化を発信したいと思いまして何から始めればいいですか?」
「2020東京のボランティアに関わりたいと思ったのですが3年後は自分も社会人で休みが取れなさそうで心配です」
などなど、日本中の10代20代の若者の抱えている悩みを肌で体感してきました。
実際に、3年後の日本の夏は社会人や就職活動している方がほとんどではないでしょうか?
ボランティアをやりたいのであれば、東京での応募開始を待っているのであれば今から3ヶ国語喋れるようになりながら、東京の土地勘に慣れておくなど。社会人であればまとまった休みを確保するためにはどうすればいいか考える。
もちろんボランティア以外にもオリンピックへの関わり方はあります。
オリンピック期間中の楽しみ方の重要性、文化やルールそして関わり方といった情報もJSHから発信していけたらと思います。
暑い中来てくださった大学生の皆様、学生委員会の皆様、JOC矢島様、そして後藤教授、このような機会を頂き感謝です。
リオで培った経験を活かして同世代の若い人たちから地域の人へオリンピックについて具体的に伝えていく活動をしていこうと思いますので、ご興味ご関心がある方はお気軽にご連絡ください。
JSHでは「Rio to Tokyo 2020」をテーマにオリンピックに関する様々な活動しています。
2018年には東京前のラストオリンピックが"平昌"でありますのでこちらもチェックしてみてください。