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田代哲

スペイサッカー研修

指導者 サッカー

田代哲

たしろ さとる


海外経歴

スペイン

 

ーなぜ海外に挑戦したんですか?

 

教員としてではなく、サッカーのみを教える指導者になりたいと考えており、まず始めに何から学ぶべきか考えた時にプレーヤー育成の面ではるかに日本よりもレベルが高い海外を自分の目で見てみたいと考えたことがキッカケです。そして自分が小学生の頃にJFA公認S級ライセンス(プロ選手の指導が可能)を持った方に教わっていたこともあり、スペインではどうなのかと考えていると、日本のS級ライセンスに相当する資格を持った指導者がスペインの育成年代にあふれているということを耳にして、スペインの指導者育成のシステムがどう機能しているのかを知りたいと思ったからです。更に、自分のようにプレーヤーとしての実績のない人間が指導者として活躍できるのかどうかを知るために海外へ挑戦しました。

 


 

ー海外でどんなことをされたんですか?

 

数え切れない学びの中で特に衝撃的だったことは、全てにおいて「細かい」ということです。「細かい」というのは、カテゴリーの分け方、スケジュールの組み方などです。日本には学校を基準とした考え方があるのでカテゴリーは大まかに小学校、中学校、高校なような分かれ方ですが、スペインではU11〜13、U14〜15、U16〜17、U18〜19など2、3年単位で細かく分類されています。「この年齢の時にこれを学ばせた方が良い」と明確に分かっているからこそできることだと思います。スケジュールの組み方に関しては、1つのトレーニングコンセプトに何週間、更に細かく何日、何分かけて教えていくのかまで決めており、シーズンの始まりまでにプレーヤーが習得できるようにするシステムをしっかり確立させていました。

 

 

 


 

ー海外に行って1番感じたことは?

 

「プレーヤーズファースト」と「一貫性」です。1つの組織(チーム)において、指導者は常にプレーヤー優先の考えを持っていました。スペインでは指導者がプレーヤーの創造性を尊重しているためプレーヤーがコーチに主張してきた時に、反論せずに受け入れて、衝突が起こらないようにしていると話していました。こうすることでプレーヤーが主張しやすい環境ができていました。そして若い年代にもトップチームと同じコンセプトを落とし込むことで、一貫した指導をしていることも見受けられました。

 

 

ー海外経験で良かったことはなんですか?

 

「日本との違い」を明確にできたことです。将来、自分は日本サッカーを変えることに貢献したいので講義中の質問は「日本ではこうだが、あなた方のクラブはどうか」という形にして、日本とスペインのクラブの違いを明確にし、日本に持ち帰ってこられたことはとても良かったと同時に、日本に落とし込める部分はまだまだたくさんあると感じることが出来ました、

 

 


 

 

ーこれから海外経験を考えている人たちに向けて、アドバイスを教えて下さい。

 

行く目的がちゃんとあるのかを何よりもまず明確化した方が良いと思います。自分は最年少での参加となりましたが、指導者として活動していくことは決めていて海外サッカーについて知りたいとずっと前から考えていました。そして目的が明確になった方は行く前に何をして、行っている最中に何をして、行った後に何をするかの3段階についても考えておかなければならないと思います。当たり前のように思えますが、「研修」になるか「旅行」になるかの分かれ目はここだと思います。自分は聞くことのリストを作ってから行きましたが、予想通り、時間の関係などで全てを聞くことは出来ませんでした。ですが、自分に必要な情報、そうでない情報を区別する前にまずメモしておいたおかげで、後から振り返った時ときに思わぬ収穫があったりもしました。自分の場合、指導者以外の講義内容をかなり深いところまで記録したため、別の分野だけれど指導者にも共通するところがあるなと感じたり出来ました(特にトレーナーのお話は指導者が知っておくべきことも数多くありました)。そして何より遠慮したら負けだと思っていたので、もしかしたらレベルの低い質問かなと思っていても、気になったら質問するようにしていました。聞かないよりも聞く方が絶対プラスになると思います。

 

 

・プロフィール
田代哲
ムサシサッカーアカデミー→港北FC→座間高校でプレーヤーとして所属
現在、東洋大学ライフデザイン学部健康スポーツ学科1年
幼稚園から高校までサッカーを続ける。
神奈川県立座間高校の一員として、選手権ベスト4まで到達したものの、プレーヤーとしてピッチに立つことができないまま引退。その時から、自分のプレーヤー人生を振り返った時に良い指導者に恵まれていたことを感じ、自分もそうなりたいと思い、指導者を志すようになる。
2017年秋からは母校の座間高校を指導予定。


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